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超基本のスパイスを使った本格キーマカレーの作り方

SPICECURRY LABORATORYへようこそ!

今回は『超簡単!』基本のスパイスだけを使用した本格的なスパイスキーマカレーの作り方を紹介します。

前回ご紹介した『基本のスパイスを使用したバターチキンカレー』と同様のスパイスを使用しておりますので
どれもスーパーに売っている手に入りやすいスパイスのみの構成になっております。

同じスパイスを使用しても異なるカレーを生み出せるのもスパイスカレーの魅力ですので、ぜひ紹介している基本のスパイスは購入して揃えておきましょう!

スパイスの香りもそうですが、セロリを使用することでその食感と独特な風味を楽しめるように工夫したキーマカレーになります。

今回の基本のキーマはナスなどとも相性がいいので、キーマ以外の野菜でもぜひ試してみてください!

※材料・作り方概要は最後へ

目次

調理工程

準備

まずは食材をカットして準備を済ませておきましょう。

今回はキーマカレーということで、食べやすさを考慮して玉ねぎはみじん切りにしておきます。

玉ねぎは結果的にしっかりと火を通してソースの一部にしてしまうため、粗めのざっくりした微塵切りでOKです。

セロリもざっくりとした粗めのみじん切りにして準備をしておきます。

油に香りをつける

スパイスカレー作りはおおよそ5つの工程に分かれているとイメージしていただけるとわかりがいいかと思います。

まず最初は油に香りをつける工程になります。

今回はクミンをホールの状態のものも使っていきましょう。

なければ別にいいのですが、キーマのゴロッとした食べ応えと粒々のクミンシードが相性は抜群です。

パウダーとまた異なる味わいを楽しめるのであったら油と一緒にフライパンに入れて軽く加熱しましょう。

油の温度が上がってしゅわしゅわ気泡が出てきて香りが立つようになったらOK!

クミンシードは焦げやすいので、しゅわしゅわっとしてきて少し香りが出てきたら一度火を止め、油の温度が下がったら生姜とニンニクを入れます。

油の温度が高すぎる状態で生姜やニンニクを投入するとバチバチ跳ねてしまって火傷の危険性があるので、必ず火を止めて一度油の温度が落ち着いてから入れるようにするといいかと思います!

ソースを作る

次にソースを作る工程に入ります。

みじん切りにしておいた玉ねぎをフライパンに入れ、飴色になるまで炒めていきましょう。

僕はいつも玉ねぎを炒めるこのタイミングで塩を入れてしまいます。
塩が入ることで浸透圧によって玉ねぎの水分が早く抜けるようになります。

しっかりと炒めて飴色を目指す時は途中に少量水を加える差し水をして、焦げ付きすぎることを避け、より玉ねぎの脱水を早める方法をとることもあります。

分量外の差し水をする

みじん切りの方がスライスよりもフライパンとの接地面積が単純に増えるので、飴色玉ねぎを作る時間は短縮される
なんて論理的には言えますが、体感そんなに違いがないように感じるのは僕だけでしょうか。

2秒で飴色玉ねぎを生み出せるマシーンを作りたいものですね。

ある程度玉ねぎが色づいてきたらトマト缶を投入します。

トマト缶も同様に水気が十分に飛ぶまで炒めていきましょう。

トマトは加熱することによってその独特の酸味を抑えることができます。

それ以外にも加熱することでリコピンを体内で吸収しやすくできるそうで、加熱することで酸味を取り除くだけでなく栄養の吸収率も上がるのでしっかりと加熱して水分を飛ばしていきましょう。

このくらい粒感がなくなったらOK!

粒感がなくなるように押しつぶしながら炒めたら、このタイミングでセロリも入れてサクッと炒めましょう。

メインの香りをつける

次にメインの香りをつけていきましょう。

今回は以下の四つのスパイスを『基本のスパイス』として用意しております。

「コリアンダー」「クミン」「ターメリック」「ガラムマサラ」

基本のスパイスとしてガラムマサラではなくチリペッパーが紹介されるケースが多い気がするのですが、個人的にはガラムマサラの方が複合的なスパイスの深みある香りが出るかなと思って推奨しちゃってます。

辛さが足りない時はチリペッパーを足してねってな感じのイメージなんでまあお好みで。

焦げないように弱火で加熱して、全体がいい感じにまとまったらひき肉を炒めるために一度フライパンから取り出しておきましょう。

このくらいペーストにまとまりができたら完了!

具材を加える

スパイスカレー作りは実はここまででおおよそ8割くらいは終了しております。

フライパンを軽く綺麗にしたら、ひき肉を入れて炒めていきます。

先ほどのペーストと一緒に炒めちゃっても全然構わないのですが、ひき肉の個体によってはめっちゃ脂が出てくるのもあるじゃないですか。

僕はあの油をなんとなく食べたくないので、炒めた時に出る油を捨てるために別に炒めています。

こいつですこいつ
(今回はそんなに多くないね)

余分な油分を捨ててスッキリしたら、先ほど作っておいたペーストを入れて合わせていきましょう。

煮込む

最後に水を入れて煮込んでいきます。

もうひき肉にも十分に火が通っているかと思いますので、そんなにしっかり煮込まなくてOKです。

お好みの水気になったら、お好みの味に決まるまで塩気を調整して完成です。

刻んだセロリの葉っぱも最後に入れたよ!

材料(2人前)

  • 具材・調味料
    • 油:大さじ1
    • 塩:小さじ1/2
    • ニンニク:5g
    • 生姜:5g
    • 玉ねぎ:1/2個
    • トマト缶:100g
    • セロリ:1/2本
    • ひき肉:200g
  • ホールスパイス
    • クミンシード:小さじ1/2
  • パウダースパイス
    • クミン:小さじ1
    • コリアンダー:小さじ1
    • ターメリック:小さじ1/2
    • ガラムマサラ:小さじ1
  • 水:200ml

作り方

  1. フライパンに油とクミンシードを投入し、香りが立つくらいまで加熱する。
  2. 火を止めて生姜、ニンニクを入れ、弱火で香りが立つまで加熱する。
  3. 玉ねぎと塩を加え、きつね色になるまで炒める。
  4. トマト缶とセロリを投入し、トマトの水分を飛ばすように炒める。
  5. パウダースパイスを投入し、全体をペースト状にまとめる。
  6. ペーストを一度どかし、ひき肉を炒める。
  7. ペーストを混ぜ入れ、なじんだら水とベイリーフを入れ軽く煮込む。

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